アンチエイジング的ライフスタイル
アンチエイジングは、まずライフスタイルを改善することから始まります。不老不死の薬をお金で手に入れるという類のものではないから、思いたったらいつでもスタートすることができます。そう、つまり本人次第です!主に下記の7つのことをベースに改善することが大切です。
代謝・免疫力・抗酸化力
若い人と年をとっている人では、いったい何が違うのだろうか? そのキーワードは、❶代謝 ❷免疫力 ❸抗酸化力なんです。
❶代謝
年をとると新陳代謝が低下して太りやすくなり、老廃物を排出する力も低下するので、カラダの中に老廃物が蓄積されやすくなります。
❷免疫力
免疫力が低下すると、風邪や肺炎などの感染症にかかりやすく、治りにくくなります。また、ガン細胞を攻撃する力も低下するので、ガンになりやすくなってしまいます。
❸抗酸化力
カラダの中で起こる酸化は、老化に関連するほとんどすべての病態に深くかかわっています。皮膚におけるシミ、しわも酸化のプロセスを経て起こる変化であり、紫外線が活性酸素を産生させることでそのスピードは加速。動脈硬化、糖尿病、ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、ぜんそくなどにおいても、酸化が病気の引き金になったり、悪循環を形成しています。
老化度は検査でわかる
老化のパラメーター(目安となる基準)には、いろいろなものがあります。老化度を1つの検査だけで測ることは難しいですが、①ホルモンのレベル、②酸化ストレスマーカー、③炎症のマーカーなどは、血液から検査することができます。また、血管の加齢度の測定には①血圧(特に拡張期血圧)、②脈波測定(血管の硬さを調べる検査)、③血管拡張の反応性を見る検査などがあります。自分の老化度(健康年齢)を知ることは、生活スタイルの改善を図る良いパラメーターにもなります。自宅でチェックできる検査キットもおすすめです!